持っている事は不幸だ!

「持っている事は不幸だ!」と唱えてみる

昨日の自転車の記事

持っていることが心の負担になり、執着心とは何かを考えさせられる。
必要の無いものは大方処分し、自分にとって必要な物だけ残しました。 そんななか、持っていると考えさせられる物があります。 それは自転車。 しばらく乗っていない事に気付きました。 いまのところ乗りたいと思いません。 しかし、また乗りたいと思う気...

 

昨日、自転車の件をブログに書いて以降、こう思うようにしてみた。

「持っている事は不幸だ!」

自転車への想いを解放させるべくそう唱えてみた。

また最近、そう感じる事が実際にありました。

そんな想いを膨らましていこうと思います。

もっと捨てられるようになるために、持っている事によるデメリットに焦点を当てていきます。

持っている事が不幸になる理由を、ありきたりの答えですが挙げてみました。

 

  • 維持管理の手間が掛かる。
  • 場所を占有される。
  • 引越のときに大変だ。
  • いつか処分するときに手間と費用が掛かる。
  • 失う恐怖に心を囚われる。

 

以上。

持っていると不幸になる要素が大盛だ。

今の私にはマイナスの部分しか見えません。

 

幸せのピークから不幸になるまで

欲しい物を手に入れる為にはお店に赴いたり、またはネットショップで購入に至ります。

そこから所有開始となりますが、いつかは手放すときがきます。

その間、幸せのピークはいつになるのか考えてみました。

 

  • 商品を見つけたとき
  • 買うか否かと悩んでいるとき
  • 買うと決断したとき
  • 手に入れる為に働いているとき
  • お店に行く前
  • 買いに行く道中
  • お店で選んでいるとき
  • お金を払うとき
  • 帰宅して開梱するとき
  • 商品を手に取ったとき
  • 商品を使ったとき
  • 人に見せびらかすとき

 

と、人それぞれだと思います。

私の幸せのピークは、ネット通販を利用する事が多いのですが、配達の人が玄関のチャイムを「ピンポ~ン」と鳴らした瞬間でしょうか。

チャイムが鳴った瞬間、脱兎の如く玄関目がけてダッシュします。

その時がMAXかもしれません。

しかしMAXは長くは続きません。

そこからは徐々に右肩下がり、良くても平行線でしょうか。

そう捉えると、そこから既に不幸は始まっているのではないか!?

まず、物が家に届くと、包装紙がゴミとなります。

 

  • ゴミ出しの手間が生じる
  • 買った物を置く場所が必要になってくる
  • 置く場所の確保をしなければならない
  • メンテナンスが必要な物の場合は、定期的なメンテナンス作業が始まる
  • 引越のときに荷物が多くなる
  • そのとき費用が嵩むかもしれない
  • 要らなくなったときには処分するために、売却するか、人に譲るか、ゴミとして出すか、また、そのために費用が掛かる事になる

 

以上、持っている事で手間が増えて、気分も下がり、良い事なんて何も無い。

まさに「持っている事は不幸だ!」

沢山持っておられる方の心中お察しします。

この際メリットは無視!

 

幸せと不幸、どちらを多く感じられるかで判断する

物を所有していく事で生じる幸せな気持ちと不幸な気持ちを比べてみます。

どちらの感情を多く得られる事が出来るのでしょうか?

そう考えてみると、現在、自転車を所有している事で明らかに不幸な気持ちを多く感じています。

 

  • 自転車に場所を占有される
  • 心を囚われる
  • 掃除の邪魔をされる

 

以上、不幸続きで良い事無し。

しかし、数年の長い期間のなかで、ほんのちょっとの短い時間、自転車から幸せを感じる事が出来ました。

その幸せと不幸、どちらを重要視すればいいのだろうか?

 

ここまで書いてきて、また違った想いが生じてきました。

それは、長い不幸な時間を我慢したおかげで、一瞬の幸せを感じる事が出来たと言う事。

もし、長い不幸な時間を我慢する事が出来なかったら、その一瞬の幸せは感じられません。

自転車を処分すると、幸せを感じる機会はゼロになってしまう。

そう考えると、やはり自転車は処分するべきではないのか?

そんな事を言いだしたら、また堂々巡りになってしまう。

いつもの事ですが、煮え切れない想いがムクムクと出てきました。

 

最後の決断を下す段階にきたときに、楽しみがゼロになってしまうという現実を目の当たりにして、心が萎えてしまいました

「持っている事は不幸だ!」を唱え出してまだ2日目なので、そう簡単に解決は出来ないでしょうが、改めて手放すのは難しいと感じます。

なんやかんやと言いながら、物が好きで、物に魅かれ、翻弄されてしまう自分が居る。

物って、罪な存在。

自分の執着心により、悶々とした時間を過ごしています。

早々に執着心を捨て去り、更に一歩前進したいところです。

 

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