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最近、物の事を全く意識しません。
「要る?」とか、「要らない?」とか、「捨てたい」とか、「捨てよう」とか。
そんな事は一切考える事なく日々過ごしています。
断捨離に関する情報漁りもやらなくなりました。
そんななか、そろそろ当ブログの記事を書かなくてはと思い立ち、記事を書くためのヒントを得ようと、他の方の断捨離ブログを読んでみました。
読んでみると、物を処分するのに大変な思いをしている人がいるんだな~、とか、他人事のように感じました。
昔は自分も大変な思いをしていたのですが、過ぎてしまえば苦労した事も忘れ、もはや他人事です。
そこで、すっかり断捨離作業から遠ざかった身ですが、大変な思いをしている人や、これから断捨離を始める人に役立つような、断捨離の「コツ」について考えてみました。
断捨離の「コツ」を考えてみた
まず、自分の過去の断捨離体験を思い起こしてみました。
どんな事が大変だったか?
その大変な事をどうやって乗り越えたか?
思い出してみると・・・
私の場合は、物を捨てる事に関して積極的でした。
捨てる事に対して、やる気満々で日々取り組んでいました。
大変だと思ったり、疲れて休みたいなんて事は思わなかった。
むしろ、断捨離依存症。
更に、ネットで持たない暮らしを実践している人の情報を読み漁っては、「よし、俺も頑張って捨てるぞ!」なんて志気を高めていました。
眠くなって布団に入ってからも、「持たない暮らし」関連の本を読んでワクワクしていました。
数年間、そんな感じで過ごしました。
楽しんでやっていた。
よって、コツなんてものは考えた事もなく、持ち合わせてもいない。
なのでアドバイス出来る事なんてない!
はい、終了ー
となり、一旦は当記事を書く事を中断しました。
しかし、数年に亘って行ってきた断捨離作業。
その集大成として、なにかしらの「コツ」を見い出してみたい。
そう思い、数日間悩んでから、再度この記事を書くに至ります。
数日考えて出た答え
そんな私が数日考えて「コツ」として捻り出した事は・・・
「あらかじめ、捨てるための事前準備を整えておく」
ぐらいかと・・・
あらかじめ事前準備を整えておく
物を捨てるなんて簡単な事です。
どんどんゴミ袋に放り込んでいけばいい。
ただそれだけの事。
しかし、放り込めるゴミ袋を切らしてしまったら?
また、そう簡単に捨てる事が出来ない大型の家具家電だったら?
それらを自力で捨てる術が無かったら?
処分するのに、法的手続きが必要な物があります。
それを捨てる為の手段を知らなかったら?
改めて考えてみると、捨てるってなかなか大変な作業です。
大変な作業がゆえに、作業が滞ってしまう事になりかねない。
また、そんな大変な想いをする事を想像しては、手が付けられないという状況が生じる事が懸念されます。
という事で、物を効率よく処分する為にも、「あらかじめ、捨てるための事前準備を整えておくこと」が「コツ」と言えるのではと思った次第です。
捨てやすい環境作り その1・ゴミ袋を常備しておく
ゴミを捨てたいと思ったときに、ゴミを入れる袋が無いために、行動に移せなかったり、ゴミ袋がパンパンになったところで、そこで手を止めざるを得ない。
ゴミ袋が無いと、ゴミを捨てられない状況が生じてしまう。
かといって、断捨離途中に、わざわざゴミ袋を買いに行くのは面倒だ。
そこで作業が止まりかねない。
そんな事にならないように、ゴミ袋は常に準備しておく。
捨てやすい環境作り その2・紙類圧縮の為に専用スキャナーを設置する
私は、本、写真、書類を処分する際に、自炊という事も考えましたが、物を減らす為に、新たに物(スキャナー)を買う事に抵抗がありました。
よって、大事な本だけ専門業者さんへお願いしてスキャンしてもらい、写真や書類は当時持っていた、動作の遅い「フラッドヘッドスキャナ」で何日も掛けてスキャンしました。
全てのスキャンが終わった後は、フラットヘッドスキャナも捨ててしまいました。
が、その後も少しづつ本や書類は増えていきます。
また、後日、妻の大量の本を処分する事になった際に、業者さんに任せるとなると、膨大な経費が掛かる事が判明。
よって、結局新たに自炊用のスキャナーを購入するに至りました。
本は売ったり捨てたり、書類はそのままゴミ箱に放れる人は必要ないでしょうが、そうでなければ、スキャナーを持つ事をお勧めします。
スキャナー分のスペースは取られてしまいますが、紙類のスペースを割く事は減らせます。
スキャナーは、普段は引出の中に収納しています。
数か月に1回程度、溜まった紙類をスキャン時に引出から取り出して使っています。
捨てやすい環境作り その3・解体用工具を常備する
大きな家具を捨てたい場合には、粗大ごみ回収センターに申し込んで、コンビニなどでゴミ処理券を買ってきて・・・、という作業が必要になります。
私の場合は、それが面倒くさいという事と、思い立ったが吉日という事で、捨てたいと思ったら、即、ノコギリで切り刻んで、ゴミ袋に入れて、地域のゴミの日に出していました。
しかし、ほとんどの方は、部屋の中でノコギリを使うなんて無理かもしれません。
可能であればの話ですが、自分でガンガン解体して、サクサクと捨てられる環境であれば、ノコギリやその他解体用工具を常備する事をお勧めします。
あと、刃物を使う場合は、自分の体をザックリいってしまいやすいので、長袖長ズボンと革製軍手やゴーグルなども必須として下さい。
私は何度もザックリといってしまいましたので。
特に電動工具は怖いです。
気を抜くと、簡単に指を持っていかれてしまいます。
ホント怖いので、気を付けてください。
捨てやすい脳作り その4・捨て方を把握しておく
妻が、コンビニ袋にスプレー缶を入れたまま何年も放置していました。
もう何年も前からコンビニ袋に入ったままのスプレー缶の事を不思議に思っていました。
そこでとうとう「いったいコレは何なの?」と聞いたところ、
「捨て方が解らない」
との事でした。
そうです、「ゴミ」でした。
捨て方が解らないので、放置していたとの事です。
ちょっと調べれば済む事なのに。
知っていれば、何年間も放置するような事は無かったかと思います。
そんな事があり、捨て方を把握しておく事は重要だと感じました。
いちいち調べるのは面倒くさい事かもしれませんが、最初に知っておくと、その後に躊躇する気持ちも湧きにくくなり、後々スムーズに事が運びます。
また、処分するのにかなりややこしい物があります。
車やバイクや家電4品目(テレビ・冷蔵庫・洗濯機・エアコン)です。
これらは簡単に処分出来ません。
売るにしても捨てるにしても、それなりの時間や労力が掛かります。
なんといっても、面倒くさい法的手続きが必須です。
車やバイクは処分完了するまでに、最低でも1~2週間、長ければ数か月掛かるのではないでしょうか。
これも処分するにあたっては、絶対に下調べが必要ですから、面倒くさいと思う感情を押し殺して、ネットで処分の仕方を勉強しましょう。
車の売り方、廃車の仕方、書類の準備や書き方を調べておく。
家電の場合は、自分で処分場に持ち込むのか、業者さんに取に来てもらうのか、どちらの方法をとるのか調べて決めておく。
そうやって、とりあえず捨てる為の下調べや下準備を完了させてしまえば、頭の片隅のモヤモヤがいくらか晴れます。
また、調べた事をメモしておく事は忘れずに。
忘れてしまい、また調べなくちゃいけない状態になってしまうと、モヤモヤが復活してしまいます。
思い立ったときに、すぐに行動へ移せる状態を維持する事は重要です。
ネガティブイメージを排除する事と、「調べる」という段階を経て、あらかじめ「決断」しておく事で、実際の作業へも移行しやすくなります。
断捨離作業は1回で終わらない その5・迷ったら後回しにする
コツとして、一つ目に、「捨てやすい環境作り」
二つ目に、「捨てにくい物は捨て方の勉強(シュミレーションや下準備)だけでもしておく」
もう一つ追加して、三つ目に、「捨てにくい物は後回しにする」こと。
ちょっと前に、迷ったら捨てるは大正解との記事を書きました。
迷うような物はどんどん捨てれば良いと思います。
しかし、「そんな事言われても、迷っちゃう・・・」という方が大半かと。
初めての経験は怖いはず。
ならば、悩まされる物は、さっさと後回しにすれば良いと思います。
断捨離作業は1回では終わりませんし、終われません。
2回3回と続くはず。
1回目は無理な事が、2回目となると、簡単に捨てられたりします。
よって、悩んで作業を停滞させるより、どんどん先に進める事。
必要か否かよく解らずに捨ててしまうと、その後に後悔や買い直しなんて事が考えられます。
迷ったら捨てるは正解だと思いますが、「捨てたいけど捨てられない」なんて物は、とっとと後回しにすればいいと思います。
度々悩まされてしまう機会が訪れてしまいますが、散々悩んだ挙句に手放したあと、恐怖のリバウンドは無いと考えます。
貴重な勉強時間だったと思えば良いのでは。
まとめ
私が考える、断捨離が捗る「コツ」をまとめてみますと。
- ゴミ袋を常備
- スキャナーを設置
- 解体用の工具を常備
- 捨て方を把握して、捨てやすい脳作り
- 迷ったらサッサと後回し
追加で、売却するときの為に、梱包材を準備しておく、なんて事もあります。
細かい事を上げると、他にも出てきそうですが、とりあえず大まかに言うと以上5項目です。
少しでも参考になれば幸いです。