田舎のじいちゃんばあちゃんの家には面白い物は無い、が。

じいちゃんばあちゃんの家には面白い物がない

小学生の頃、夏休みになると、長い期間、田舎の祖父母の家で過ごしたものです。

祖父母の家といえば、ガラ~ンとした空間が広がっているのみという印象が強いです。

あるのは熊の置物とか掛け軸。

そんな物があってもぜんぜん面白くない。

母屋とは別に倉庫があったのですが、そんな場所を家探ししてみました。

そこにも子供が楽しくなるような物(おもちゃ)はありません。

なので、「じいちゃんばあちゃんの家には何も無いので面白くない」と思っていました。

が、山が有り、海が有り、そこで遊んだ事が楽しかった事は間違いない。

祖父母の家は山の中腹に建っており、庭先にはやぐらが設置されていました。

そこから海を一望出来ました。

親戚が集まり、やぐらに座って、スイカを食べたり花火をしたり。

ヒイヒイ言いながら、山道を下って、海水浴をしたり、裏山を探索したり。

それが中学生にもなってくると、田舎にも興味がなくなり、都会の人工的な刺激に夢中になるようになりました。

それから祖父母の家に行く事も無くなってしまいました。

田舎のじいちゃんばあちゃんの家のような空間にしたい

先日、部屋で寛いでいるときに、ふと、とある事を感じました。

「あ!!、この感覚と言うか空気感・・・、祖父母の家と似てる!」って。

何て言えば良いのでしょうか。

似てると言うか、祖父母の家と同じ匂いがしたと言うか。

とにかく、昔、祖父母宅で過ごした頃に得たような感覚が蘇った瞬間があり、ちょっとハッピーな気持ちになりました。

ジリジリと暑く、ガラーンとした自分の部屋と、ガラ~ンとした祖父母の部屋の波長が同期したのでしょうか。

少年の頃に体験した暑い日と同じような感覚が、鼻先を霞めました。

そこで、こんな事に気付きました。

私の一番の理想の暮らしを言うと、「山の中腹に建つ、海を一望出来るガラ~ンとした部屋から、海を眺めながら過ごしたい」です。

この理想は、昔から漠然と抱いていました。

考えてみると、これって、正しく祖父母の家と同条件という事を、今更ながら気付かされました。

昔の事ですが、祖父母の家に移住する事を考えていた時期があります。

それが叶わなかったので、そのような理想が形成されたのかも知れません。

知らず知らず、昔の体験を追い求めていたのかも。

とにもかくにも、「田舎のじいちゃんばあちゃんの家のような空間にしたい」と思わされた、暑い夏の日の出来事でした。

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