田舎暮らしでの人付き合いに恐怖心を抱く。

私の生まれと育ちは地方都市です。

人情の厚い地域だったと言いきれます。

 

20歳を過ぎると、生まれ故郷から離れ、上京しました。

当初、見ず知らずの土地へ馴染むのは大変でしたね。

馴染むのが大変と言うか、馴染めずに引き籠っていました。

 

2年目を過ぎたあたりでしょうか。

やっと、標準語で喋れられるようになり、「馴染んできたな~」と実感出来たのは。

 

それから時は経ち、現在トカイナカで生活しています。

東京は通勤圏内ですが、幹線道路を外れてちょっと奥へ入れば、しばらく信号が無い道や田畑が点在する場所です。

そんな地域に住み始めて、7年7ヶ月が経ちました。

 

同じ地域の人との交流は全くありません。

同じアパートのおばちゃんと数か月に1回程度喋るぐらい。

そのおばちゃんも数年前に出ていき、交流は皆無となりました。

それが、今年の3月頃に、仕事を介して知人(以降、ミノさん&マサミさん)が出来ました。

 

ミノ&マサミさんと知り合い、驚かされた事があります。

それは、知り合って数日もしないうちに電話を掛けてきて、「なんでこっちに引越してきたの?」と聞いてきた事にです。

別にやましい事が有るわけじゃないので、いろいろ事情を話しましたけどね。

それにしても、「知り合って間もないのに、そんな事を聞くかね???」

と思わされたことを感じました。

 

私が移住した事について、東京の知人からは一切理由を聞かれませんでした。

仲が良かった人、仕事関係の人、誰一人からも。

それはそれでビックリしました。

「うゎ~、俺が引越した理由、誰も聞いてこんわ(戸惑い)」

てな感じ。

それだけの関係だったかもしれません。

 

それが、知り合って数日でプライベートを探ってくるミノ&マサコ。

「もしかして、これが田舎の人の距離感なのか?」

と、感じたものです。

 

それから数日すると、ミノさん経由で、また新たな地元民(以降、ルーさん)と出会います。

ルーさんとは一か月に数回会います。

ルーさんと会うたびに、疲れる疲れる。

ほんと疲れさせられる。

 

人の心の内を、グイグイ探ってきます。

また、自分の仲間として私を取り込もうとする。

孤独な中年男性を見かねて、心配してくれているのかも。

 

そう考えると、それはそれでありがたい事かもしれません。

しかし、面倒だし、ルーさんの人間性をあまり好きになれないので、やんわり突っぱねています。

すると、機嫌を損ねたようで、今度はネチネチとイヤミを言ってきます。

ヤレヤレ。

 

そこで完全にこう思わされました。

「こ、こ、これがネットで見掛ける、大変で面倒な田舎の人付き合いなのか!」

たった3人しか居ない知り合いが、3人とも突拍子が無さ過ぎる。

現在進行形でそう感じさせられている次第です。

 

思い返してみると、生まれ育った故郷もそんな感じでした。

自分自身もそうだったかも。

それが、長い期間、都会に住む事で、付かず離れずの距離感を心得て、それが当たり前になっていた。

 

そんな事があり、田舎暮らしに憧れてはいますが、ここより更に田舎で生活するとなると、どんな事が待ち受けているのだろうか?

それを想像すると、もう、恐怖しか湧きません。

しかし、長年経験していく事で、それが当たり前となり、平気になっていくのでしょうね。

Amazon.co.jp: 田舎暮らしに殺されない法
Amazon.co.jp: 田舎暮らしに殺されない法
タイトルとURLをコピーしました