断捨離している人(私も)が好きそうな言葉を見つけました。
「人生、一分を減省せば、すなわち一分を超脱す」 菜根譚(中国古典)
【訳】
この人生では、なにごとにつけ、減らすことを考えれば、それだけ俗世間から抜け出すことができる。
たとえば、交際を減らせば、もめ事から免れる。
口数を減らせば、非難を受けることが少なくなる。
分別を減らせば、心の疲れが軽くなる。
知恵を減らせば、本性を全うできる。
減らすことを考えず、増やすことばかり考えている者は、まったくこの人生をがんじがらめにしているようなものだ。
とは言え、何事も極端になると日常に弊害をもたらすので、ほどほどに良い加減でいこうと思います。
断捨離を極めようとすると、逆に断捨離から自分自身が葬り去られてしまう。
「怪物と闘う者は、その過程で自らが怪物と化さぬよう心せよ。 おまえが長く深淵を覗くならば、深淵もまた等しくおまえを見返すのだ。」 以上、ネットでニーチェの名言を見つけて、断捨離を絡めてこんな風に書き換えてみました。 「断捨離と闘う者は、その...