断捨離の怖いところ。

断捨離作業が好き

物を減らしている最中に、断捨離という教えを知りました。

そこで早速断捨離の教えに倣った結果、余裕の無い日々から余裕ある生活が出来るようになった!

そうなりゃもー、断捨離を好きになられずにいられない。

一層、断捨離作業にのめり込む事になりました。

しかし、断捨離を実践するなかで怖いと感じさせられる事が起きます。

その瞬間には気付かず、後になって気付かされる事になるのですが。

その怖いと感じさせられた出来事を3つあげてみます。

 

断捨離の怖いところ

1・やり過ぎ、捨て過ぎ

物を手放している最中に、東日本大震災が発生しました。

一瞬にして、作り上げたものが消えゆく惨状を目の当たりにした事で・・・

物、お金、仕事、それらに執着していると、己の命を脅かしかねない。

そう感じました。

そこで。

もう、何もかも捨てなければ!

なんて思考に嵌ります。

毎日、「捨てるべきか否か?」

なんて悩んでいたもんだから、その悩みが吹っ切れて、たがが外れた感じに。

断捨離作業に拍車が掛かり、どんどん手放していく事になりました。

孤独に一人きりで断捨離を実践していたら、フルチンでワーワー言う事になっていたかも。

ミニマリスト

 

妻にブレーキを掛けられたので、フルチンは免れています。

しかし、捨てたい意欲が盛り上がり、それがなかなか収まらず、気持ちの制御が難しくなりました。

盲信して正確な判断力を失ったと言える。

 

気持ちの制御が出来ず歯止めが利かなくなり、必要な物まで捨てそうになった。

 

2・虚無感と依存症

断捨離作業に夢中になりました。

が、そのうち捨てる物が無くなります。

そうすると虚無感に苛まれるように。

断捨離が終わった頃に強い虚無感に苛まれた。
断捨離が終わった頃に虚無感を覚える 数年前の話です。 捨てる物がほぼ無くなってしまった状態になったときの事。 強く虚しい感情に襲われるようになりました。 捨てる物が無くなりスッキリして、理想の形を達成しつつある瞬間。 本来ならば達成感を得る...

 

私の場合、その虚無感から脱するためには、また捨て作業を再開するしかなかった。

そこで気付いたのが、「依存症」に陥ってしまっているという事。

そんな状態から脱するのに相当時間が掛かりました。

いや・・・

まだ、抜け切れていないかも。

 

捨てたい依存症に陥ったあと虚無感に苛まれる。

 

3・限られた時間を無駄にする

物を手に入れるのには時間が掛かります。

長いあいだ生きてきた分、物に掛けた時間は相当なもの。

それらを手放す事にするとしたら・・・

そこでまた相当な時間を費やす事になる。

断捨離を好きでやっているとはいえ、そんな時間の使い方は勿体なさすぎる。

 

貴重な時間を物に奪われる。

 

断捨離は危険なので、むやみに人には勧められない

断捨離作業は有意義な事だと思っています。

そんな訳で、妻にも実践してもらいたく、強く勧めた事がありました。

しかし、自分で実践していろいろ経験した結果、むやみに人に勧められるものじゃないと思うように。

適度に実践出来るのであれば問題ないのでしょうが。

それは難しい事だと感じています。

 

断捨離思考から虚無感へ至る理由と対策。
前回までの記事 なぜ虚無感に苛まれるのか模索し、その過程で3つのヒントを得ました。 「ストレス」「依存症」「ドーパミン」です。 以上の事柄を理解すると、虚無感に陥るまでの仕組みがわかったのでまとめます。 いろいろなパターンがあると思いますが...

 

タイトルとURLをコピーしました