【災害】逃げる事が難しくならないように、なるべく身軽な状態で過ごす。

熊本地震が発生してから1週間が経ちました。

いまだに車中泊をしたり駐車場にシートを敷いて横になっている方がおられます。

そんな様子を見る度に、すぐにその場を離れて安全な場所へ避難すれば良いのにと思います。

が、当事者からするとそう簡単にいかない事なのでしょう。

 

 

東日本大震災の時、私は東京に住んでいました。

防災に対しての知識は無く備えもしていませんでした。

よって、福島原発が爆発したときは、何の行動も起こせずその場に留まる事しか出来ませんでした。

当時、放射線量が上昇しているという情報を聞き、生きた心地がしませんでしたが、それでも逃げる事は出来ませんでした。

逃げられない足枷となったのは仕事でしょうか。

逃げて人に迷惑を掛ける事は考えられませんでしたし、何より自分が生きていく為の手段を失う事になる。

「ここから簡単には離れられない」

駐車場にシートを敷いて横になっている人を見ると、あのときの自分と重なります。

 

 

悶々と考えあぐねる日々が続き、やっとその地を離れられたのは震災発生時から2か月後でした。

私は結構自由な立場に置かれているほうですが、それでもそれだけの時間が掛かりました。

それを思うと、人生の大半をそこで過ごしてきた人達には、その場を離れるなんて、もう不可能に近い事なのかもしれません。

 

 

今住んでいる地域に引っ越してきてからもうすぐ6年目に入ろうとしております。

最初の頃は慣れなくて違和感だらけだったこの地にも、それなりに愛着が湧いてきて、更に離れがたくなってきています。

しかし、世界一危険だと言われている浜岡原発が直線距離で約150km先に建っております。

その時の風向きや天候によるでしょうが、浜岡原発が爆発したときに放射能が私が住んでいる地域に到達するのは約5~6時間後と推測されています。

 

 

緊急事態時を想定してそれなりの準備は整えています。

では、実際起こった場合に即座に逃げる事が出来るのか?

と、自分に問うたときに、「難しいだろうな~」と感じています。

その難しい状況をなるべく容易にする為に、もっと身軽になりたいと改めて思います。

 

身軽でいる事こそ、自分の身を守るための最善の対策ではないでしょうか。

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