【電力自由化】電力会社を乗り換えて電気代を節約しよう【更に節約】

 

旦那
ミガル

電気代をもう少し安く出来ないだろうか?

電力会社を乗り換える事で安くなるとは聞いたが、電力会社の数やプランが多過ぎて選ぶのが大変。

乗り換え手続きも面倒だ・・・

 

現在、小売電気事業者として登録している会社は619社です。(2019年10月15日時点)

この中から選ぶことを考えるとゲンナリさせられます。

節約の為に電力会社を乗り換えたいけれど、手続きの大変さを想像して二の足を踏んでいました。

しかし、ちょっとの手間を惜しまない事で、毎月「数百円」程度ですが節約に繋がるかも。

仮に3,100円が2,900円になったら嬉しいくないですか?

金額は小さいけれど、具体的な数字をイメージする事でヤル気が出て、乗り換え作業を実施する事にしました。

まずは電力会社比較サイトを使って、自分の環境に適した電力会社を簡単に探し出しました。

国内最大級の電力会社比較サイト → エネチェンジ

 

そのまま比較サイトから申し込んだら作業は完了します。

あとは電力会社にお任せで、約1ヶ月で新電力が使えるようです。

 

とは言え初めての事なので、慎重に慎重を重ねて石橋をブッ叩いて下調べをしている次第です。

その記録をしていきます。

 

「目次1」から「目次5」までは我が家の電気使用事情をご紹介致します。

乗り換えに関しての疑問は「目次6.電力会社乗り換えに関する疑問」へ。

すぐにシュミレーションや乗り換え手続方法を知りたい方は「目次6-17実際にシュミレーションしてみましょう(36分52秒)へ飛んで下さい。

 

  1. 電気基本料金 5A~60A(東京電力)
    1. 5Aの基本料金 (東京電力 従量電灯A)
    2. 10A~60Aの基本料金(東京電力 従量電灯B)
  2. その他のプラン(東京電力)
  3. 我が家の電気契約容量は15A(東京電力 従量電灯B)
  4. 電化製品の電気消費量
    1. 一般家庭で使用される電化製品の電気消費量
    2. 我が家で使用している電化製品の電気消費量
    3. 必要最低限は15A
  5. 必要最低限の電気で暮らす
  6. 電力会社乗り換えに関する疑問
    1. 2016年4月、電力小売全面自由化(2分28秒)
    2. そもそもなぜ自由化したの?(3分36秒)
    3. 海外ではどうなっているの?(5分42秒)
    4. 電力自由化の仕組み(8分03秒)
    5. 電力自由化のメリット・デメリット(10分11秒)
    6. 発電方法とFIT制度について(13分48秒)
    7. 電源構成(15分59秒)
    8. スマートメーターについて(17分27秒)
    9. どんな会社が参入してきているの?(19分54秒)
    10. 地域別選べる電力会社数(21分32秒)
    11. 特徴的なプラン(22分52秒)
    12. 電力選びのポイント(25分32秒)
    13. 電気料金の仕組み(28分51秒)
    14. どんな人でもお得になるの?(30分59秒)
    15. 電力比較サイトについて(33分16秒)
    16. 電力比較サイト「エネチェンジ」について(36分15秒)
    17. 実際にシュミレーションしてみましょう(36分52秒)
    18. 電力会社切替の手続きは?(45分20秒)
    19. 電力自由化のその先に(49分22秒)
    20. エネチェンアンバサダーになるには(51分34秒)
    21. まとめ(53分39秒)
    22. 質疑応答(54分35秒)
  7. まとめ

電気基本料金 5A~60A(東京電力)

東京電力の一般家庭向契約メニューは10アンペアから60(従量電灯B)アンペアまでとなっています。

また、裏メニューという訳でもありませんが、一般家庭向けではない5アンペア契約(従量電灯A)なんていうものもあります。

 

従量電灯 = ほとんどの一般家庭で契約されている従来の電気料金プラン。

5Aの基本料金 (東京電力 従量電灯A)

【従量電灯Aの最低料金】(税込・2019年11月分以降)

最初の8kWkまで235円84銭。

 

従量電灯Aの計算方法(東京電力)

最低料金(最初の8kWhまで235円84銭) + 電力量料金(電気の使用量 × 1kWhあたりの料金)

 

【電力量料金】(税込・2019年11月分以降)

1kWh 19円88銭

 

5アンペア契約は主に集合住宅の照明や自動販売機などに利用されているようです。

「一人暮らしだったら5アンペアでも可能か?」

と、妄想してみましたが、一人暮らしでもさすがに無理っぽい。

5アンペアじゃ市販されているほとんどのドライヤー、電子レンジ、暖房器具などが使えません。

それらを使わないというのであれば可能でしょうが。

しかし、かなり厳しい事が想像されます。

が、5アンペア生活に挑戦した人が居ます。

5アンペア生活をやってみた 斎藤 健一郎 (著)

 

また、小屋暮らしが出来る根性があれば可能かも?

 

10A~60Aの基本料金(東京電力 従量電灯B)

東京電力の料金表では一般家庭用の契約は最低10アンペアからとなっています。

【従量電灯B 基本料金】(税込・2019年11月分以降)

  • 10A 286円
  • 15A 429円
  • 20A 572円
  • 30A 858円
  • 40A 1,144円
  • 50A 1,430円
  • 60A 1,716円

 

あまり電気を使わない1人暮らしの方だったら、最低の10アンペアで事足りそうです。

従量電灯Bの計算方法(東京電力)

基本料金(契約アンペア数により変動) + 電力量料金(電気の使用量 × 1kWhあたりの料金)


【電力量料金】
(税込・2019年11月分以降)

最初の120kWhまで(第1段階料金)  1kWh 19円88銭

120kWhをこえ300kWhまで(第2段階料金)  26円48銭

上記超過(第3段階料金)  30円57銭

以上、使えば使うほど高くなる三段階料金制度となっています。

 

【三段階料金制度】
三段階料金制度とは、省エネルギー推進などの目的から、昭和49年6月に採用したもので、電気のご使用量に応じて、料金単価に格差を設けた制度のことです。

第1段階は、ナショナル・ミニマム(国が保障すべき最低生活水準)の考え方を導入した比較的低い料金。

第2段階は標準的なご家庭の1か月のご使用量をふまえた平均的な料金。

第3段階はやや割高な料金となっています。

引用 東京電力

 

その他のプラン(東京電力)

東京電力の料金プランには従来からの料金プラン(従量電灯)の他にもいくつかのプランがあります。

 

【電気製品の多い家庭や、業務用大型冷蔵庫などをご使用の商店向けのプラン】

「従量電灯C」

その他にも従来からの料金プランで「臨時電灯」「公衆街路灯」などがあります。

 

【オール電化住宅向のプラン】

「スマートライフS」「スマートライフL」「スマートライフプラン」

 

【水力発電100%のプラン】

「アクアエナジー100」

 

詳しくは東京電力のHPを参照下さい。

給湯も電気・オール電化住宅におススメの料金プラン

 

我が家の電気契約容量は15A(東京電力 従量電灯B)

15アンペア

我が家の電気契約容量は15アンペアです。

夫婦2人で15アンペアで生活を始めた当初はブレーカーが落ちまくりました。

ブレーカーが落ちるだけなら特に問題は無いのですが、パソコン内のデータが壊れる事が心配。

「15アンペアじゃ無理だ・・・」

という訳で契約アンペア数を上げる事を検討しました。

 

しかし!

当時は節約に燃えていた時期でもあります。

また、物を持たない暮らしを目指している途中だったので、こう決断しました。

「電気を食うような物は捨てる!」

という訳で、電気ケトル、炊飯ジャー、消費電力の大きなデスクトップパソコンを処分しました。

照明はLED化へ。

家電を買い換える際には電気代を抑えるために、消費電力がなるべく少ない物を選びました。

するとブレーカーが落ちる頻度が激減しました。

 

ちょっと時間は掛かりましたが、現在、ブレーカーが落ちる事は解消されています。

15アンペアで特に問題無く生活出来ています。

とは言え、後述しますが、ちょっとした制限はあります。

なので、夫婦二人暮らしだと15アンペアが必要最低限かと思います。

 

電化製品の電気消費量

一般家庭で使用される電化製品の電気消費量

以下、東京電力のHPからの転載です。

主な電気機器のアンペアの目安 TEPCO

 

  • エアコン 冷房5.8A(立ち上がり時14A) 暖房6.6A(立ち上がり時20A
  • 電気カーペット 1/2面4A 全面8A
  • テレビ 液晶42型2.1A
  • 掃除機 弱2A 強10A
  • ドライヤー 12A
  • 冷蔵庫(450Lクラス) 2.5A
  • 電子レンジ(30Lクラス) 15A
  • IHジャー炊飯器(5.5合・炊飯時) 13A
  • IHクッキングヒーター(200V) 20A~30A(最大使用時58A
  • 食器洗い乾燥機(100V卓上タイプ) 13A
  • ドラム式洗濯乾燥機(9kg) 洗濯時2A 乾燥時13A

 

アンペア(電流) = 電気の流れる量

(例)
消費電力が1,000Wのドライヤーを家庭で使用する場合、家庭の電圧は通常100Vのため、流れる電流は10A。

(計算式)
1,000(W) ÷ 100(V) = 10(A)

我が家で使用している電化製品の電気消費量

東京電力のHPから引用した項目を例にあげて、我が家と比較してみます。

我が家で実際に使用している家電の数値です。

 

  • エアコン → 使わない
  • 電気カーペット → 無し
  • テレビ → 無し
  • 掃除機 → マキタの充電式を使用
  • ドライヤー → 13A
  • 冷蔵庫(166L) → 1.2A
  • 電子レンジ(20L) → 14.5A
  • IHジャー炊飯器 → ガスと土鍋で炊飯
  • IHクッキングヒーター → ガスコンロ使用
  • 食器洗い乾燥機(100V卓上タイプ) → 手洗い
  • ドラム式洗濯乾燥機(9kg) → 全自動洗濯機(5.5kg 乾燥機能無)を使用 3A

 

以上の物に加えて下記の器具を使用しています。

  • トースター 10A
  • 電気ストーブ 6A
  • パソコン一式(本体2台・モニター2台・その他周辺機器) 2A未満
  • 扇風機 AC扇風機から消費電力が少ないDC扇風機に買い換えました 0.21A未満
  • 照明器具(省エネ電球に交換) 0.3A未満
  • 複合機 0.5A未満

 

必要最低限は15A

15アンペアだと、「ドライヤー」「電子レンジ」「トースター」「電気ストーブ」のどれか2個を併用した場合は落ちます。

「ちょっとした制限」と前述しましたが、その制限とは2個同時に使えない事です。

2個同時に使わないように気を付けているのですが、1年に1回ほどうっかりしてブレーカーを落とす事があります。

 

  • ドライヤー 13A
  • 電子レンジ 14.5A
  • トースター 10A
  • 電気ストーブ 6A

 

必要最低限の電気で暮らす

現在、ブレーカーが落ちる事はほぼなくなりました。

そのおかげで契約容量アップを考えさせられる機会も無くなりました。

我が家の場合は必要最低限まで下げたので、現状で満足していると言ってもいいかも。

しかし、現状に満足する事無く、更なる節約の為に諸々を再度検討しなければ?

との思いが湧きあがっています。

と言うのも、最近、電話や訪問で新エネルギー会社からの売り込みを受けました。

そんな事があり、自由化が実現した今、諸々を比較検討する時期かもと感じた次第です。

我が家の電気代は少額なので、減額はそれほど期待出来ませんが、減らせる限りドンドン減らしていこう!

 

電力会社乗り換えに関する疑問

電力会社を乗り換える事で電気代が安くなるのならそうしたいけれど、疑問や不安が多いですね。

また、面倒くさそう。

そんな事を感じながらこちら↓の動画を視聴してみました。

ちょっと長いですが、動画を視聴した事でモヤモヤが晴れました。

 

1時間と長いのである程度抜粋してまとめました。

より詳しく説明を聞きたい方は動画視聴をお勧めします。

 

以下、一部抜粋して書き起こしました。

また、私が勝手に補足した部分があります。

2016年4月、電力小売全面自由化(2分28秒)

1996年より段階的に電力自由化が始まります。

まず、供給側の自由化により、新規の電力会社が参入。

2000年より使う側の自由化が始まる。

 

【特別高圧 2000kW/20000V以上】

2000年に自由化。

大規模工場・高層オフィスビル・デパート・大学など。

 

【高圧 50kW/6000V以上】

2004年に年自由化。

中小規模工場・オフィスビル・スーパーなど。

 

【低圧 50kW未満】

2016年に自由化。

家庭・商店・町工場など。

 

2016年4月に供給側、受給側とも完全自由化となりました。

 

そもそもなぜ自由化したの?(3分36秒)

戦後、全国9社の地域電力会社に電気の安定供給が義務付けられました。

それから70年以上が経ち、電気が来るのが当たり前の時代となりました。

そんななか、多様化したライフスタイルに対応する必要性が出てきました。

また、東日本大震災をきっかけとして「電力を選択したい」というニーズが高まりました。

そんな時代の流れにより、家庭向けの電力を含む低圧部門も全面自由化となりました。

 

海外ではどうなっているの?(5分42秒)

海外の状況は以下のとうりです。

 

【イギリス 2002年自由化】

日本と同じ島国でモデルケース。

自由化前は電力14社+ガス1社があり、現在は6社の寡占状態・新規参入への優遇税制開始。

イギリスでは毎年10%以上、累計60%以上の人が電力会社を変更。

自分の考えで電気を選ぶことが当たり前になっています。

 

【アメリカ 1998年部分自由化】

一部の州で自由化となるも、大規模停電が起こり、その後停滞。

当初24州+ワシントンD.Cが自由化。現在は13州+D.Cに。

 

【フランス 2007年自由化】

原子力発電による安い電気のため、規制料金が安く自由化は進んでいない。

現在も元国営企業EDFが9割を占める。

 

【ドイツ 1998年自由化】

元国営企業のE.ON等大手4社シェアは8割→自由化後4割に。

各地方に1000社以上の電力会社があり、複雑な電力市場に。

 

【イタリア 2007年自由化】

元国営のENELのシェアが自由化後も8割を占めており、一人勝ち状態。

自由化はほとんど進んでいない。

 

電力自由化の仕組み(8分03秒)

「電力会社によって電気の質が違う?停電が起きやすい?」

 

→ そういう事が起こらない仕組みになっています。

もし、ある電力会社に問題が起こっても、送配電会社の指示で他の電力会社によって不足分の電力が補われます。

 

電力の供給システムは大まかに3つの部門に分類されています。

  • 発電部門(電気を作る部門)
  • 配電部門(送配電線、電気の安定供給を管理する部門)
  • 小売部門(料金設定や契約手続きなど直接消費者とやりとりし、発電部門から電力を調達する部門)

 

通常時、どの電力会社の電気も同じ電線を流れています。

何らかの理由で契約電力会社の送電がストップしたとします。

そうすると、電気の流通を管理している地域の送配電会社の指示により、他の電力会社によって不足分の電力が補われます。

送配電会社のコントロールによって電力の安定供給は損なわれず遂行されます。

契約電力会社と他の電力会社の電力の質が変化する事もありません。

よって、「電力会社によって電気の質が違う?停電が起きやすい?」という事は起こりません。

 

資源エネルギー庁のページにもしっかりこう書いてあります。

(1)発電部門 はすでに原則参入自由ですが、 (2)送配電部門 は安定供給を担う要のため、電力小売全面自由化後も引き続き、政府が許可した企業(各地域の電力会社(東京電力、関西電力等))が担当します。

そのため、どの小売事業者から電気を買っても、これまでと同じ送配電ネットワークを使って電気は届けられるので、電気の品質や信頼性(停電の可能性など)は変わりません。

なお、電気の特性上、電気の需要(消費)と供給(発電)は、送配電ネットワーク全体で一致させないと、ネットワーク全体の電力供給が不安定になってしまいます。 そのため、もし小売部門の事業者が、契約している消費者が必要とするだけの電力を調達できなかった場合には、送配電部門の事業者がそれを補い、消費者にきちんと電力が届くように調整します。

引用 資源エネルギー庁

 

電力自由化のメリット・デメリット(10分11秒)

【メリット】

安い電力を選ぶことができる

多種多様なプランをライフスタイルに合わせて選択できる。

 

好きなサービスを選べる

ガス、通信会社など異業種企業の参入でお得な「セット割」プランが登場。

 

好きな発電方法を選べる

火力、水力、風力、太陽光、原子力などのなかから、好きな発電方法が選択出来る。

 

【デメリット】

全ての地域が対象とはならない

離島や山間部など、人口が少なく、送電線に繋がっていない地域、新電力会社が無い地域は自由化に参加出来ない。

 

一部の集合住宅では選べない

高圧自由化になったときに、高圧一括受電契約をしたマンションなどは、今回の自由化には参加出来ない。

 

値上げや違約金で高くなるケースも

契約会社から値上げを要求されたり、解約する場合に携帯電話のように「違約金」が発生する場合があるので、契約前に契約書をよく確認して下さい。

 

引越しの際の手間が増える?

引越しをする場合、契約する電力会社を決めるひと手間が増える。

 

未払いへのペナルティが厳しくなる?

スマートメーターで管理するため、供給開始・停止が簡単になります。

未払いを繰り返すと電力会社難民になる可能性も?

 

発電方法とFIT制度について(13分48秒)

資源エネルギー庁の「よくある質問」より引用。

「再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT制度)」とはどのようなものですか。
再生可能エネルギー源(太陽光、風力、水力、地熱、バイオマス)を用いて発電された電気を、国が定める価格で一定期間、電気事業者が買い取ることを義務付けるものです。

電気事業者が買い取りに要した費用は、使用電力に比例した再エネ賦課金によってまかなうこととしており、電気料金の一部として、国民の皆様にご負担をお願いすることとなっております。

引用 資源エネルギー庁

「国民の皆様にご負担をお願いすることとなっております」とは「再エネ発電賦課金」↓の事ですね。

今月は377円でした。

電気料金は単純に「基本料金+電力量料金=請求金額」じゃないんですね。

電気検針票

 

電源構成(15分59秒)

発電方法の割合を示す電源構成により、CO2排出係数は異なります。

政府は電力会社に電源構成を公開するよう求めています。

 

スマートメーターについて(17分27秒)

スマートメーターとは】

情報通信機能を持った高機能電力メーターで検針が不要になる。

30分単位で使用電力量を計測することが可能になり、省エネやピークシフトに活用できる。

新電力に乗り換えた場合はスマートメーターに取り替えられます。

新電力に乗り換えなくても東京の場合は2020年までに全てスマートメーターへ取り替えられます。

取替えの費用は無料。

 

どんな会社が参入してきているの?(19分54秒)

地域の電力会社が地域を超えて進出。

都市ガス・LP(プロパンガス)・石油などエネルギー企業に加え、多種多様な異業種企業が参入。

 

【エネルギー分野の企業】

電力

イーレックス・Looop・日本エコシステム・ナンワエナジー

 

都市ガス

東京ガス・大阪ガス・東邦ガス・静岡ガス・西部ガス・北海道ガス・入間ガス・大東ガス・青梅ガス・京葉ガス・中部ガス(サーラeエナジー)・大垣ガスなど

 

石油・LP

ENEOSでんき(JXエネルギー)・昭和シェル石油・IDEX(新出光)・ニチガス・サイサン・中央セントラルガス・ミツウロコグリーンエネルギーなど

 

【生活分野の企業】

通信

ソフトバンク・au・J:COM・ケイオプティコム

 

鉄道・旅行

東急パワーサプライ・HTBエナジー(H.I.Sグループ)

 

スーパーコンビニ外食など

まちエネ(ローソン×三菱商事)・スマ電(アイグリッドソリューションズ)・トドック電力(コープさっぽろ)・ワタミ・ヤマダ電機・楽天エナジー

 

住宅

ミサワホーム

 

地域別選べる電力会社数(21分32秒)

※2016年5月29日時点(エネチェンジ調べ)

日本全国で50社、300プラン以上の選択肢があります。

地域により参入状況に差が見られます。

 

北海道 11社 27プラン

東北 8社 26プラン

関東 34社 91プラン

北陸 2社 6プラン

近畿 15社 43プラン

関西 18社 43プラン

中国 5社 17プラン

四国 3社 13プラン

九州 13社 39プラン

沖縄 1社

 

特徴的なプラン(22分52秒)

ソフトバンクでんき

定額量の未使用分はTポイント、またはスマホのデータで還元。

 

HTBエナジー

全国一律5%OFF。

 

中国電力

カープ応援メニュー。

 

イーレックス×タニタ

活動量に応じて割引。

 

じぶん電力

太陽光パネルを無料設置。

 

電力選びのポイント(25分32秒)

時間帯によって価格の異なる電気料金プランなど、多様な生活スタイルにあったプランから選べます。

 

クリーンさやエネルギーの地産地消など、考え方にあった特徴の電気会社を選べます。

 

ガスや携帯、ネットとのセット、ポイント還元など、様々な形で料金の割引などが受けられます。

 

サポートや契約期間、料金のしくみのわかりやすさなども、会社・プランによって違いがあります。

 

契約期間・違約金に注意!

 

電力会社選びには膨大な時間が掛かるので比較サイトを活用しましょう。

 

電気料金の仕組み(28分51秒)

電気料金は使えば使うほど高くなります。

【三段階料金制度】

三段階料金制度とは、省エネルギー推進などの目的から、昭和49年6月に採用したもので、電気のご使用量に応じて、料金単価に格差を設けた制度のことです。

第1段階はナショナル・ミニマム(国が保障すべき最低生活水準)の考え方を導入した比較的低い料金。

第2段階は標準的なご家庭の1か月のご使用量をふまえた平均的な料金。

第3段階はやや割高な料金となっています。

引用 東京電力

 

どんな人でもお得になるの?(30分59秒)

新電力に乗り換える事で誰でもお得ですか?

月350kWk以上の家庭では、電気代で割り引ける余地が大きいため、電気料金が安くなるプランの選択肢が多いです。

それ以下の場合は電気代で割り引ける余地が小さいため、セット割を含めて検討して下さい。

自分に合わないプランを選ぶと高くなる場合があるので気を付けて下さい。

 

電力比較サイトについて(33分16秒)

電力選びが複雑化する中で消費者が安心して切り替えを検討でき、電力自由化が健全に発展するために比較サイトは不可欠な存在です。

 

電力比較サイト「エネチェンジ」について(36分15秒)

毎月150万人以上が利用する国内最大級の電力比較サイト。

公平、中立な立場で50社300プランの中から、ぴったりのプランが見つかります。

これまで、200万人の方がエネチェンジで電気料金を比較。

1万人以上の方が、エネチェンジ経由で電力会社を切り替えています。

 

実際にシュミレーションしてみましょう(36分52秒)

実際に比較サイトを使って電力会社を探してみましょう。

エネチェンジへ移動します。

動画をクリックしたら説明が始まります。(音量注意)

 

電力会社切替の手続きは?(45分20秒)

携帯電話のような煩わしい手続きは必要ありません。

電話やインターネットで、新たな電力会社に申し込むだけ。

検針票の情報(契約者指名・お客様番号・供給地点番号)が必要です。

今の電力会社への解約届は要りません。

あとは全て電力会社がやってくれます。

工事などの初期費用はかかりません。

申込からメーター設置に約2週間ほど掛かり、最初の検針日から使用可能となります。

使用開始出来るまで約1ヶ月ほど掛かります。

 

電力自由化のその先に(49分22秒)

スマートメーターの普及により、電力のIT化も進展していきます。

リアルタイムの電力量データを活用し、様々なサービスが登場します。

 

【電気の見える化サービス】

時間ごとの電気使用量を確認。

省エネアドバイスも。

 

【見守りサービス】

電気の使用状況で離れて暮らす家族の様子を確認できる。

 

【ピークシフト】

時間帯別料金や、ピーク時の節電協力でお得になるシステムも。

 

エネチェンアンバサダーになるには(51分34秒)

一緒に電力自由化を広めてくれる「エネチェン!アンバサダー」を募集しています。

電力自由化の基礎知識に関するオンライン試験に合格された方を「エネチェン!アンバサダー」として認定します。

 

まとめ(53分39秒)

私達が自由化を育てていかなければなりません。

黙っていると寡占化して自由化の悪いところが出てきます。

電気は与えられるモノから選ぶモノになりました。

選ぶ消費者が賢くなって自由化を見守り育て考えていきましょう。

 

質疑応答(54分35秒)

賃貸物件の場合で電力会社を変更する際は不動産会社や大家さんへの確認、了承は必要でしょうか?

→ 検針票が来ている人は確認や了承は不要です。

 

その他

 

まとめ

我が家の場合シュミレーションしたら「初年度7,967円節約」という結果が出ました。

今月の検針は3,064円だったので、新電力に乗り換える事で2か月分以上の節約になりますね。

果たして本当にそれが実現するのでしょうか?

また、2年目以降にはどうなるのか調べなければなりません。

まだ石橋を叩き続けたいと思います。

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