不要な理由を捻り出して物を手放す。

「これは絶対必要!」としていた物へも、とりあえず白羽の矢を立てて向き合う事にしてみた。

 

「コレが無いとしたらどんな不都合が生じる?」

「無くても何とかなるんじゃない?」

「重いよね?」

「嵩張るよね?」

「邪魔だよね?」

「なら捨てちゃえば?」

「捨てようぜ!」

 

なんて感じで、大事にしていた物へ否定的な考えで頭を一杯にしてみる。

大事にしていた物でも「要らないんじゃない?」なんて考えていると、次第にその気にさせられる。

要らない理由を必死で考えるなんて、自分で自分への洗脳作業と言えるかも。

いや、以前は必要な理由ばかりに焦点を当て、必要だとの意識で凝り固まっていたので、その洗脳を解く作業と言ったほうが正解か?

いずれにしろ、必要な理由を考えるよりも、不要な理由を一生懸命考えてみた。

 

そうすると、だんだんその気になってきて、「なんだ!?要らなかったじゃん!」

なんて事になった。

逆に一層「絶対捨てられない!」と思わされる物もあった。

それはそれで良し。

いずれにしろ、大事にしていた物を否定的に考える事によって、更に物を減らす事へ繋げられました。

 

created by Rinker
春秋社
タイトルとURLをコピーしました