ネットで気になる文章を見つけました。
スティーブジョブスの名言らしいです。
シンプルであることは、複雑であることよりもむずかしいときがある。
物事をシンプルにするためには、懸命に努力して思考を明瞭にしなければならないからだ。
だが、それだけの価値はある。
なぜなら、ひとたびそこに到達できれば、山をも動かせるからだ。
以上、人の心をくすぐる言葉だと感じました。
特に、断捨離をやっている人とかミニマリストに響きそう。
ここで一つ気になる事が生じました。
「ミニマリスト」って、いつどこで発祥したのだろうか?
調べてみました。
ミニマリスト (minimalist)
最小限綱領派と訳す。
最小限度の要求を掲げる社会主義者の一派をいう。
かつてロシア社会革命党内の妥協的な穏健分子がこう呼ばれた。
またこの反対にすべてを要求し,決して妥協しようとしない一派がマキシマリスト。
(引用元:コトバンク)
現在使われている意味ではこちらが正しいでしょうか。
持ち物をできるだけ減らし、必要最小限の物だけで暮らす人。
自分にとって本当に必要な物だけを持つことでかえって豊かに生きられるという考え方。
物を持たずに暮らす人の意味では、2010年前後から海外で使われるようになり、その後日本でも広まったと見られる。
近年は、物だけでなく多くの情報が流通する中で、たくさんの物を手に入れても満たされなかったり、多くの物に埋もれて必要な物が見えなくなったりして生きづらさを感じる人たちが増え、自分にとって本当に大事な物を見極めて必要な物だけを取り込むことで楽に生きたいと共感が広がっているようだ。
必要な物だけを持つミニマリストの思想は、10年頃から流行した整理法「断捨離(だんしゃり)」などにも通じる考え方と言える。
(引用元:コトバンク)
スティーブジョブスの事は知っていますが詳しくは知りません。
調べてみると、ミニマリストだったみたい。
初代iphoneの発売日を調べると2007年6月に米国で発売開始、2008年7月に日本で発売開始されたようです。
気が付けば、私もiphoneとipadを所有しています。
私が物を捨てだしたのは2008年で、自発的に始めた事と思っていますが、以上のような事柄を鑑みると、もしかしてジョブズの策略に引っ掛かっていたのか?
なんて想いが生じた次第です。
エジソンはトースターを売るために一日三食を提唱した。
ジョブズはiphoneを売るためにミニマリズムを提唱した。
いや、全く考えすぎで的外れかと思います。
が、今では既知の事実かと思いますが、自ら見つけて選んだ道のつもりが、実は誰かに仕組まれて誘導されていた、なんて事は往々にして考えられます。
私自身が絶対そうなのですが、人は影響されやすく洗脳されやすい。
という訳で、大量消費社会に煽られては、物を買い、溜め込んでいた自分。
断捨離ブームに煽られては、物を捨てだした自分。
過去の行動を振り返ると、右往左往していた自分が居ます。
そこに本当の自分の意志は存在したのか?
なんて考えさせられた。
ジョブズの名言(セールストーク?)を見つけて、また煽られ誘導されていたのか?
だとしたら「くやしー」すぎる。
まぁ、iphoneもipadも役に立っているので、「本当に良い物を作ってくれた」とは思い、感謝しかありませんが。
いずれにしろ、人は洗脳されやすく、何事も盲信してしまうと危険。
ポッカリ空いた心の隙に響く言葉が嵌ると、のめり込みかねない。
そこから気持ちが熱くなってしまうと、正常な判断が出来なくなります。
そんな人の心を利用してやろうなんて輩も存在する。
捨てる事が良いと思ったとしても、盲信せず、絶えず自問自答しながら注意深く行動しなければと、改めて考えさせらる次第です。