年上だった事に衝撃を受ける
かなり昔の話。
仕事上、たまに顔を合わせる人に年齢を聞いたら、衝撃の答えが返ってきた。
私より10歳は年上だろうと読んでいたが、まさかの年下だった。
いや~ビックリした!
歳を重ねる度に、そのような衝撃に遭遇する機会が多くなりました。
おっさんを意識
そこで気付いた。
「という事は、もしかして自分もそのように見られている?」
認めたくはないが・・・
そうであれば、その事をちゃんと自覚して行動をしなければ。
いつからか、「自分はおっさんなんだから・・・」と言い聞かせるようになります。
そうして40歳を過ぎた頃にようやく「自分はおっさんだ(断言)」と自覚するまでになりました。
諦めた時期と言っても良いかもしれません。
認めて以降、意識と行動に変化が
諦めて、おっさんを自覚すると、意識が変化していきました。
しっかりした言葉使いや身のこなしを心掛けるように。
街中で見掛ける子供や若者には、「自分の子供」みたいな目で見てやるように。
そうすると、暖かい目で見れるようになり、若者に対しムカツク事も減った。
自覚と経験を重ねてレベルアップ
そうこうしているうち、いろいろ気付けるようにもなった。
私は一人前と言われる人間とはほど遠く、社会常識も欠落していた。
弟に、「常識が無い」というような事も散々言われてきた。
当時、そんな事を言われる理由が解りませんでしたが、今になってよく解ります。
解るという事は、人間性が少しレベルアップしているのではないでしょうか。
おっさんを極める
所謂「普通」と言われる人生を歩んできておりません。
おちこぼれており、人より5年は遅れてきたという感覚があります。
それも、おっさんとしての自覚を遅らせたような気がします。
しかし、そろそろ50になる。
年齢、見た目、どこからどう見ても、揺るぎないおっさん。
とは言え、私のおっさん像からすると、自分はまだまだ若輩者。
そう思うと、これからもおっさんとしてのランクアップを図り、イケてるおっさんになるべく、益々精進しなくてはと思う今日この頃です。