部屋の片隅に、お気に入りの趣味道具を置いています。
私の主観では、美しくカッコイイもの。
見る度に、「良いわ~」を感じる。
なんでそんな事を感じ、心を揺らされるのか? 不思議だ。
とか思いながら、好きな物を眺めて楽しんでいた時の事。
妻から「お茶」を出されたので、鑑賞をひと段落させ、くるっと振り返り、机の上に置かれた物を目にした瞬間・・・
「うわ! なんじゃこれは!」なんて感じで、ビックリした。
そこに置かれていた物は、妻の私物の凸凹と異様な形をしたコップ。
全然私の趣味に合わないので、嫌悪感を抱かされた。
例えるなら、飼い猫を愛でながら幸せを感じていたところ、急に視界にGが入ってきて、地獄に一転したとでも言えばいいだろうか。
そんなとき、改めて、物は見た目が大事を実感。
特に、趣味関連の道具は、絶対的に見た目で決めた方が良いと思う。
使用用途によるところなので、一概に決めつけられないけれど、いずれにしろ、見た目(脳に入ってくる情報)は非常に大事で外せない部分。
自分の趣味じゃない物が視界に入ると、無意識下でストレスを感じているかもしれない。
それは大げさに言い過ぎだとしても、嫌な気分より楽しい気分にさせてくれる存在のほうが良いに決まっている。
一時期、物なんてなんだっていいんだよ!
とか、物に対して反骨精神的な感情を抱いていた時期もありますが。
そんな気持ちが落ち着いた今、自分の所有物は見た目を重要視しなければと、改めて感じさせられた次第です。