2030年までに全人類ミニマリスト化計画。

持たない暮らしに違和感

昔、断捨離ブームが起きた時の事。

沢山の物を抱え込み、キツイ思いをしている人々というのが容易に想像出来たので、ブームになるのは当然かと思いました。

が、同時にそのブームに違和感を抱く事に。

 

その理由は、テレビで断捨離特集をやりだしたので。

「物を売りたい立場にある人達が、断捨離を勧めるのっておかしくない?」と。

そこから、「ブームが起こされた」意図を勘ぐるように。

 

民の弱体化を画策したものだった?

新たな物を購入させるために、一旦捨てさせる作戦か?

なんていろいろ連想させられました。

 

そんななか、一番合点がいったのは、「足るを知る」と言う考えの危険性について書かれた記事を読んだとき。

その記事(リンク先)は消えているので、当ブログの過去記事内から引用します。

 

 

「足るを知る」に騙されていませんか。

 

この言葉を下手に弱い立場の人間が旨としてしまうと、結果的に強い立場の者ばかりが利益を得てしまいがちだ、ということです。

つまり、一般庶民や、貧しい人たちのなかに「足るを知る」「止まるを知る」を旨とする人が増えていけばいくほど、「持てる者」の立場が安泰になっていくのです。

なぜなら、「取って変わってやろう」とか「あいつばかり富や名誉に恵まれるのは許せない」といった庶民の嫉妬心や向上心を緩和してくれる役割を、この教えは果たしてくれるからです。

そして、『老子』はまさしくこうした効果を狙った古典でした。

 

 

古代、持てる者が自身の安泰のため、庶民の反発を避けようと「足るを知る」を説いた。

現代、テレビを含めた情報発信者が物を持たない事の有意義さを伝えたく「足るを知る」を説いた。

情報発信者にそれ以外の悪意は無い。

単に持たない暮らしは楽だから勧めているだけ。

が、結果的には、持たざる者から持てる者への反発は緩和される事になったと考えらる。

それも、大きなブームにより効果は絶大に。

自ら、より、物を少くして。

より、狭い部屋に住み。

収入は少なくてOK。

多くは望まない。

 

こんな価値観、以前では考えられなかった事。

いや、考える人は居ただろうが、それを許さない風潮があり、表立って言うなんて出来なかった。

そんな風潮を変えられるのは、力を持っている者でもない限り出来っこない。

よって、ブームは持てる者が持たざる者の弱体化を狙った計画の一環だった。

 

なんて事を連想が繋がり、合点がいった次第です。

確たる証拠はないので、妄想に過ぎませんが。

 

2030年までに全人類ミニマリスト化計画

そんな妄想が捗るなか、最近、興味深い記事を見つけました。

その中から、抜粋します。

ブラウザーの翻訳機能で英語から日本語に変換しています。

 

 

世界経済フォーラム(WEF)は50年前に設立されました。

世界的なエリートの出会いの場として、WEFはビジネスと政治のリーダーと少数の選ばれた知識人を集めます。

フォーラムの主な目的はグローバルコントロールです。

世界経済フォーラムの予測とシナリオによると、個人の自由と私有財産は2030年までにこの惑星から消滅する予定です。

消費財ももはや私有財産ではありません。

人々はすべての商品の個人事業主である州から必需品を借りたりする必要があります。

商品の供給は、社会信用ポイントシステムに沿って配分されます。

すべての個人的な動きは電子的に追跡され、すべての生産はクリーンエネルギーと持続可能な環境の要件の対象となります。

かつては製品であったものはすべてサービスになっているため、買い物や所有は時代遅れになっています。

人々は交通機関、宿泊施設、食べ物、そして「私たちが日常生活で必要とするすべてのもの」に無料でアクセスできます。

これらは無料になるので、「私たちが多くを所有することは意味がないことになりました」。

「私たちが必要としないときはいつでも誰かが私たちの空きスペースを使用しているので」、家に個人所有権はなく、誰も家賃を払うことはありません。

商品の購入からサービスの利用への移行により、人々が商品に費やす金額がますます少なくなるため、お金を稼ぐ必要がなくなります。

労働時間は短くなり、余暇は長くなります。

 

内容は下記サイトより抜粋。

No Privacy, No Property: The World in 2030 According to the WEF

 

世界フォーラムについてはWikiで。

世界フォーラム

 

世界経済フォーラムが2030年の世界がどうなっているか8つの予測をしているのですが。

その中に。

個人は何も所有しない。

全てのものは無料になるか、国から借りなければならない。

なんていう項目があります。

 

 

世界経済フォーラムのプロモーションビデオ(リンク先の下側にあります)の冒頭では、下記記述があります。

 

8 predictions for the world in 2030

 

You’ll own nothing(あなたは何も所有しません)

And you’ll be happy (そしてあなたは幸せになるでしょう)

 

妄想に過ぎなかったのですが、この内容を知り、確たる証拠を目にした気になりました。

予測にミニマリストなんて言葉こそ無いものの、これは完全に全人類ミニマリスト化計画ではないでしょうか。

 

己の体さえ不要な世界へ

ミニマリストだったら、予測内容について、さほど抵抗は無いかと想像します。

それはブームによって、物を持たない事に順応させられた故と推測します。

マキシマリストだったらどう思うでしょうか。

 

予測を一見すると、この世の楽園に感じられる部分があります。

私はなるべく働きたくないと思っています。

そう思う身からすると。

「誰も家賃を払うことはありません」

とか。

「お金を稼ぐ必要がなくなります」

なんて事になればうれしい限り。

 

これって、ムーンショント目標が連想させられます。

更に、己の体さえ要らないという方向へ誘導されるのでしょうか。

 

ムーンショット目標1 2050年までに、人が身体、脳、空間、時間の制約から解放された社会を実現- 科学技術・イノベーション - 内閣府
ムーンショット目標1 2050年までに、人が身体、脳、空間、時間の制約から解放された社会を実現

 

これも、仕事大好きマキシマリストだったらどう思うでしょうか。

 

これからの持たない暮らし

正に持てる者は人々を洗脳&扇動して持たない暮らしへと誘導していった。

その理由は、民の弱体化を狙ったもの。

物を奪い、力を奪い、思考を奪い、コントロールしやすくするため。

 

そんな計画を知ると、やはり、自分は誘導されていたのかと。

消費する事に嫌気がさし、一転して持たない暮らしへと進んだが。

それは自分の意志で動いているつもりだったけれど、結局は他人の意志により動かされていただけ。

すっかり弱体してしまった自分がいる。

 

以上、いろいろ妄想しましたが、結局、なんやかんや言っても、持たない暮らしは自分にとって有意義な事という思いは変わらない。

なので、これからも続けるつもり。

という訳で、2030年には彼らの望みどうり、私の所有物は消え去る事になるのでしょうかね。

2030年に追記します。

 

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