妻が防災用にサンシェードを買ってくる
数年前の事。
妻が防災用のテントを買ってきました。
しかし、妻が買ってきたのはテントではなく、日除け用のサンシェードだった。
テントっぽいからテントとして使えるだろうという安易な考えで、あまり深く考えずに買ってきたようです。
テントっぽいけど防災には適さない
テントっぽいからという理由でサンシェードを買ってきたという訳ですが。
まぁ、工夫すればテントとしても使えるでしょう。
しかし、サンシェードだと実際に使う段になったときに、非常に使い辛い事が想像に難くない。
なので妻に言いました。
「これはテントじゃなく日除けだから!」
「雨風しのげない!」
「防災用として使う為に買ってきたのなら使い物にならない!」
「これは捨ててちゃんとしたテントを買おう!」
と。
が、妻は納得せず。
「無いよりかはマシでしょ?」
そんな反応。
確かに無いよりかはマシかもしれません。
また、持たない暮らしを送りたい身からすると、有る物でどうにかすべきとも考えられる。
思い込みや間違った期待をする事で痛い目に合う
しかし、妻のこのような感覚は危険です。
例えば、溝がすり減ってしまったスタッドレスタイヤを履いていたとします。
スタッドレスタイヤですが、溝がすり減っているので本来の機能は果たさない状態。
そんな状態のタイヤにも関わらず「スタッドレスタイヤを履いているから大丈夫」という思いを抱きながら雪道を走ったとする。
結果、立ち往生したり、最悪は滑って事故っちゃったり、てな事になりかねない。
思い込み、間違った期待、勘違いは、痛い目を見る事に繋がる確率が大きくなる。
微妙な物は捨てる事に
持っていると間違った安心感を持つ事になりかねない。
という訳で、結局捨てる事に。
しかし、妻は買ってきたばかりの物をすぐに捨てるのは勿体ないと抵抗してきます。
そんな訳で「海に行くときにでも使おう!」と提案しました。
とりあえず保管して様子見します。
以上、数年前の話です。
結局、1回も使うタイミングは訪れませんでした。
という訳でとうとう捨てる事に。
真っ新のまま捨てるのは忍びないので、最後に部屋で組み立ててキャンプ気分を味わってから捨てました。