昔、「物は一代で使い切らなければいけない」という話を耳にした事があります。
「要らないと思ったら、売ったり譲ったりとリサイクルなどせずに、潰してゴミとして出すべきだ、そうしないと物が売れないので経済が回らない」
という意味。
当時私は「正しくその通りだ!」と共感し、その言葉どうり実践していました。
昨日は物が捨てられない話しを書いたけれど、その当時だったら躊躇なく捨てていた事でしょう。

何時の頃からだか「形ある資源は潰す事なく使い切らなければ!」との思いへ変化。
使える物を捨てるなんて「あぁ~もったいない」と感じる。
しかし、そのようなもったいない精神により、捨て作業が阻まれる事になります。
どちらかの一方を支持して、そこに向かって脇目も振らず、全力で目指す事が出来れば楽なんでしょうが。
最終的には自分の判断になるのですが、時代の流れや、権威ある人の意見に振り回されたりと、悩まされる事が往々にしてあります。
そんな訳で断捨離を実践しているとジレンマに陥る事が度々。
昨日書いた厄介な物に対してですが、捨てると考えると「もったいない」気持ちが湧いてくる。
今の私の精神状態からすると、要らないからと言っても捨てられるタイミングじゃないのでしょう。
「経済」と「もったいない」
どちらを取るかと考えると、今は「もったいない」と言う気持ちが勝っている。
意思に反した事を実行する事は、心に悪いかと思います。
また、後悔の念に繋がるかもしれない。
気持ちの流れに沿うとなると、現在ヤフオクに出品している物に買い手が付かなかったら、次期タイミングが訪れるまで持ち越したほうが良いかも。
そんな感じで手探りで右往左往しつつ、悩みながら捨て作業を実践しているので、作業は延び延びになりますが、自分の気持ちに沿って処分作業を継続していきたいところです。