書く内容の方へ心と行動が引っ張られていくからポジティブを心掛ける。

去年、妻のがんが見つかりました。

現在、痛々しい姿でガンサバイバーとして生活しています。

それが日常となり、その姿を見ていても、当初のような精神的きつさはあまり感じません。

そんな折、昨日、妻がガンと診断されてからこれまでの経緯を思い出しながらブログに書きました。

すると、書いていると気分がどんどん苦しくなってきた。

日頃、深刻な状況に立たされているという事を意識しないようにしています。

それが、当時の様子を思い出しながら、現在も大変な状況下にいるんだ、みたいな事を再認識させられたので、苦しくなったのでしょう。

 

そんな事を実感すると、ブログに書く内容には気を付けねばと改めて感じた。

書く内容により、人の気持ちを良くも悪くもさせ、更には将来の行動へも影響させかねない。

それだけじゃなく、自分が発信した内容が、他人だけではなく、自分自身にも影響を及ぼしている。

例えば、昔、頻繁に「なるべく働きたくない」と書いていた。

実際にそう思い、切望し、他人様にも共感してほしくてブログに書いた。

そうして書いていると、当然そんな思いに拍車が掛かり、自分自身の働く意欲低下にも拍車が掛かった。

結果、短い期間だが実際働かなくなった事もある。

しかし、希望は叶えたけれど、先の事を考えると、それは自分にとって喜ばしい事ではない。

もっと賢くならねば。

表現方法と言うか、考え方と言うか、ちょっとずらしてやる。

例えば。

「働きたくないのでそのための資金をいまのうちに貯める」

みたいにすると、「働きたくない」気持ちを維持しつつ、何ならその気持ちをモチベーションとして前向きに頑張れる気がする。

かも?

 

将来 働きたくないから 今のうち 仕事に頑張るぞ!」

太字だけ読むとチグハグだが、小文字を含めると理解出来る。

「働きたくない」という自分の気持ちを額面通りに実践しようとせず、小さく「将来」を付け足してみる。

 

自分に正直過ぎて、今までそのような小細工が出来なかったから、貧乏から抜け出せなかったとも言える。

また妻のがん関連の事を書くとすれば、「つらい」内容よりも、「完全寛解」へ向けてのポジティブな話が良いだろう。

【完全寛解:がんの兆候がすべてなくなる状態】

 

賢くならねば。

という訳で、何事もいい塩梅に捻じ曲げて、ポジティブシンキングしていかなくてはと思う次第です。

 

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