リターンライダーになったら捨てて後悔させられる事に。

バイクなんて二度と乗るか

昔、稼いだ金は全部バイクに注ぎ込むという生活をしていた時期があります。

それが、29歳でバイクを降りる事になったのですが、最後のバイクを手放すと、当然寂しさはあったけれど、ほんと気が楽になりました。

バイクに乗るのは楽しいけれど、乗っている間にろくな事が無かったので。

故障、事故、取り締まり、盗難の恐怖、実際盗まれた、とにかくジャブジャブ金が出ていった。

バイクを手放したら、やっとそれらの厄介事から解放され、ホッとしたものです。

解放された事で我に返り、もう二度と乗るまいとも誓いました。

25年を経て再びバイク乗りへ

それが25年の時を経て、またバイクを買いました。

なんで今更買ったかと言うと、防災用品として役立つからという理由。

最初は何でも良いと思ったけれど、いざ買うとなると、趣味嗜好が入り、悩みに悩んだ末、人生初の原付二種を買った。

しかも、不動車で50年以上前のもの。

最初は「何でも良い」だったけれど、拘る事になってしまい、それだと不動車しかなかった。

それを自分でレストアして乗っています。

 

中高年になってから、またバイクに乗り出す人の事をリターンライダーと呼びます。

私は防災用品としてバイクを買ったので、乗らずに保管しておくつもりだった。

なので自分が「ライダー」という感覚はなかった。

しかし、予想外にバイクにのめり込む事になり、最近では「ライダー気取り」になりました。

まさかの趣味が復活です。

捨てなければよかった物

二度とバイクには乗らないつもりだったので、バイク関連の物はとうの昔に処分しております。

んが、またバイクに乗り出したことにより、捨てて後悔させられ物が出てきました。

 

部品は処分して問題無かった

当時乗っていた物と全然違うバイクに乗る事になったので。

 

バイク専用工具を処分したのは微妙

安物の工具しか持っていなかったのですが、それを捨てずに持っていたら、新たな出費をせずに済んだでしょう。

とは言え、古く安い道具よりも、現代の新しい道具のほうが性能が良く使いやすいので、捨てて買い直した事については、微妙という判定。

 

バイク関連の本を捨てた事は後悔させられました。

当時、スキャンする道具もなく、スキャン代行屋さんへお願いするにはお金が掛かり過ぎる、古本屋さんは引き取ってくれない、ヤフオクなんて面倒過ぎる。

という訳で、ゴミとして捨てました。

その捨てた本をまた読みたくなったというわけです。

 

以上まとめますと、私の場合ですが、部品と工具は捨てて問題無かった。

しかし、25年の時を経て、本を捨てた事を後悔させられる事になった。

簡単に入手出来る物じゃないので。

という訳で、本はデジタル化してから処分するべきでしたね。

後悔先に立たず。

 

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