若い頃、身分不相応な物を持っていました。
なぜ、そんな物を欲しがり持っていたのか？
と、当時を振り返り、自分の心情を思い返してみると・・・
カッコイイと思われたい。
お金持ちに見られたい。
とにかく、一目置かれる存在になりたい。
とか。
そんな虚栄心がありありと思い起こされた。
そんな思いにより、身分不相応な物を持つ羽目になり、物へ掛ける費用は大きなものになりました。
が、やっと手に入れたものの、飽きるのは早く、大して使わず手放す事に。
時間とお金を無駄にした感は否めない。
それはそれで楽しく、いろんな経験も出来たので、当時の行いを完全に無駄とは言いきれない気持ちもあります。
若い故出来た浪費でしょうし、無駄な事をやれる良い時期だったとも言える。
それにしても当時は、稼いだお金は物の為に消えていくばかりとなり、いつまでも我が暮らし楽にならず。
物を所有する事に疲れてしまった。
という訳で、物が欲しいという気持ちと、それに抗う気持ちを同時に抱きつつ、恐る恐る方向転換を試み、物との決別を少しずつ進めて行く事になりました。
また、なかなかの難題ですが、虚栄心ともおさらばする事に。
時は経ち。
今では虚栄心も薄らいで、大した物は持っていません。
身分不相応から、分相応の持ち物になった。
それで充分と思えるようにもなりました。
人の目を気にして物を持ちたいなんて思わなくなったので、今の心の状態はほんと楽。
今欲しいものと言えば・・・
まだまだ未熟者なので、うっかりして、人の言葉に振り回されそうになる事があります。
そんな事にならないよう、ブレない心が欲しいところ。
周りが言う、どーでもいい事に惑わされないブレない心さえ持てたら、あとは何も要らなくなるでしょう。
捨てて断ってどんどん変化して楽になろう！
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2019.11.23
