地震を機に物を捨て引越
最近、大きめの地震が多くなりました。
こんなときは東日本大震災時の心乱された日々が思い起こされます。
当時、私は東京に住んでいました。
地震後、放射線量が高くなったので東京を離れる事に。
とは言っても、遠い土地へ移住して一から生活を始める気力は湧きません。
仕事を継続するためにも、隣の県へ移動するぐらいしか出来なかった。
とにもかくにも、引越する為に更に物を少なくしました。
このときの減らし方はかなりのものだったかと。
引越後、物量が振出に戻る
新居に入居するまでになんやかんやとあり、3.11から2ヶ月を要しました。
2008年から物を捨てる事を始めたのですが、そのおかげで物の移動は簡単に終了。
しかし、引越後にまた物が溢れかえる事に。
というのも、東京には1人で住んでいました。
結婚してからも妻とは別々に住んでいたわけです。
引越先の新居で初合流となります。
そこで、自分の荷物にプラスして、妻の荷物が追加となり、物量は振出に戻る事となりました。
物が多くなったので非常時持出品リストを作成する
この先、自分達も否応なしに被災してしまうかもしれない。
そんな非常時に、物に執着したり物に動きを鈍らせられる事態は避けたいところ。
そうならない為にも、なるべく物を持たない暮らしをしていきたい。
妻にも、物はなるべく少なくコンパクトにするようにと言っています。
しかし、人の気持も物も、なかなか自分の思うようにはいかない。
また、妻の物と自分の物が混ざる事で、どれが必要でどれが要らない物かが分かりにくくなってしまった。
そういう訳で、非常事態が起きたとき、瞬時に取捨選択出来るよう、非常時持出品リストを作成しておく事にしました。
- 在宅時に緊急避難しなくてはいけなくなった場合の持出品。
- 在宅時に時間に余裕が有る場合の持出品。
- 移動手段が徒歩か、自転車か、車か、それぞれの場合の持出品。
- 以上を判断する為の情報収集方法。
以上のように、自分の環境に合わせて数パターンを想定して、事前にリスト化しておきました。
リスト化しておけば、瞬時に判断しなくてはいけない状況に遭遇したときに慌てなくて済む。
準備を整えておけばとりあえず気持ちも落ち着きます。
妻にも要る物と要らない物を改めて吟味して貰い、再度、捨て作業が捗れば一石二鳥。
こういう作業をやっていると、出来る事であれば「全財産は抱えられるだけ」にしたい。
なんて想いが過ります。
なかなか実現出来そうもないですが、目指して地道に実践していこう。
