買うのは簡単
物が簡単に手に入れられる世の中。
パソコンやスマホを指で操作をするだけで、欲しい物が翌日には自宅に届くような時代。
ホームセンターでは商品を運ぶ為に、無料でトラックを貸し出すサービスなんていうのがあります。
10,000円以上は送料無料!、設置作業料無料!なんていうサービスがあったり。
販売者側が親切に段取りしてくれるので買うのは簡単。
苦労しても買いたい
また、物を手に入れたいと思ったときに、障壁が立ちはだかったとしても、物を欲しがる意欲の高さが障壁を易々と突破させてくれる事でしょう。
究極の物を例に挙げるとしたら家でしょうか。
手に入れる為に、自らに労力を強い、長い時間を掛けてなんとしても自分の物にしようとする。
家を手に入れる為には、苦労を苦労と思わないような意識が働く事でしょう。
捨てるのは難しい
逆に、物を捨てるのは難しい。
高価な物や想い出の品に対しての執着心や未練。
大きい物の場合は人出が必要だったり処分費が掛かるなど。
物を手放すためには、執着心や未練を取り払い、捨てる段取りを自ら行わなければならない。
物を手放すときには痛手が伴う事かと思います。
煩わしい手間や費用を掛けてわざわざ処分するより、そのまま放置したいところでしょう。
そうして物は溜まっていく。
自分の物を処分する際に手伝ってくれる親切な店員は居ないので、自分の手元から物を減らす事は容易ではありません。
捨てるのは大変なので、もう要らない
一旦自宅に入ってきた物を外に出す事は、なかなか難しい課題となります。
そう考えると、物を溜め込まないための予防策としては、はなから物を買わない事に尽きると言える。
一旦取り入れた物を手放す大変さを痛感するたびにそう思います。