労働する事でお金を得ます。
得たお金の一部を物へ替えます。
その物の大半は、不要になるとゴミになります。
私が30年以上働いて得たお金で買った物の、そのほとんどはゴミとなりました。
これを短絡的に言ってしまうと、必死に労働する事で沢山のゴミを得ていた。
なんて、それはちょっと言い過ぎですが。
物を得た事で生活を快適に出来たり、物のおかげで充実した時間も送れた。
物の事を考えると楽しかったりもする。
でも、今まで沢山の物を得ては手放して、自分の手元にほとんど何も残っていない。
残っていないし、残り少ない物だけでも特に不自由を感じる事なく楽しくやっていけている。
社会や自分自身も成熟した事により、そんな事が出来るようになったのでしょう。
過去、沢山のゴミを出してきた事を思い返していると、本当に無駄な事をしてきたと感じます。
が、それはそれで避けられなかった途中段階かも。
そう考えて後悔の念を和らげています。
これからはの労働は、なるべくゴミには替えたくないと思わされる今日この頃です。