物への拘りが薄れる
昔は物へ拘る気持ちが強く、また、そうしなければいけないと思う節が有った。
けれど、断捨離を実践しているうちにそんな気持ちは薄れてきました。
理想の物を求めて延々と探しまわるなんて事は無くなり、ほとんど近所の100円ショップで済ませる事になっています。
拘りを無くした事で発見した
そこでちょっとした事に気付きました。
例えば「ボウル」を買った時の事。
ホームセンターの物はしっかりした作りをしており重厚である。
その分重いのでちょっと扱いづらい。
対して、100円ショップの物はペラペラと薄くて軽い。
物に拘っているときだったらホームセンターで品質の良さそうなボールを買ったと思うが。
拘わりがなくなったので100円ショップのペラペラの物を買って済ましてみたら・・・
軽くて使いやすかった!!!
ちょっと大袈裟な言い方ですが、拘りを無くした事により目から鱗な事に遭遇した気にさせられた。
目から鱗が落ちる(めからうろこがおちる)
あることがきっかけとなって、迷いからさめたり、物事の実態がわかるようになる。
悩まず。
労力を使わず。
お金も大して使わず。
時間を浪費する事なく。
近くに有る安い物を使ってみたら・・・
それで十分事足りたし扱いやすかった!
そんな事を感じると、昔は余計な事に拘り無駄な機能へお金を掛けていたとも言える。
扱いやすい物のほうが使用頻度が高くなる
考えてみると、自転車も最近はママチャリばかりに乗っています。
拘って買った自転車よりも気軽に乗れるママチャリのほうが使いやすい。
盗難にビクビクしたり汚れを気にする事が無いですから。
適材適所を間違わないように
とは言えね・・・
拘りを無くせば万事OKという訳にはいかない。
失敗する事も。
と言うか、失敗する事のほうが多いかも?
安いからと言って自分の望む機能を果たさないような物を選んでしまったら、また買い直さなくてはいけなくなる。
例えば、100円ショップで買った両面テープ。
使ってみたところ、すぐに剥がれてしまい、役に立たなかった。
両面テープを使う場所が強力な接着力を必要とする場所だったので、私の判断ミス。
結局、ホームセンターで強力な物を買い直す羽目に。
そんな事も往々にしてある。
要するに適材適所を誤ると上手くいかない。
結論
物を選ぶ作業ってなかなか大変。
趣味嗜好があったり、その時の気分により取捨選択能力にばらつきが生じる。
機能は希望を満たさないけれど、色や形が好きなのでコレが良い!
なんて選び方をして失敗したりする事も。
なので結論として、物を選ぶ基準をしっかり定めてそれに沿って選択すべし!
「高い」「安い」
や。
「カッコ良い」「カッコ悪い」
よりも。
「望む機能を果たしてくれて、なお且つ扱いやすい物」
を重要視し、それ以外は受け付けてはならない!
言ってみれば当然の事だろうが、実際は値段や見た目や趣味嗜好が絡んでしまうと、これがなかなか出来ない。
なのでいったん落ち着こう。
気を静めて冷静になり、それから再度考える。
扱いやすく、末永く使える物か?
と。
それを何度も繰り返す。
色んな視点から見てやり想像を膨らましてやる。
その間に無駄な要望を見極め排除していき、自分にとって本当に必要な物かどうかを見定めていく。
本当に必要だと思う物の値段が高くて手が出せない場合は、そこで妥協せずにちょっと頑張ってやる気持ちは必要。
じゃないと、妥協して手に入れた物に我慢を強いられたり、買い替える羽目になりかねない。
逆に必要無いのにわざわざ無駄に高い物を選ぶことなかれ。
とにかく、値段、見た目、好き嫌いじゃない。
好き嫌いなんてその時の一瞬の迷いであるだけで、後々の事を考えるとそれはどうでもいい感情で取るに足らない。
- 望む機能を果たしている
- 扱いやすい物
以上に焦点を当てて妥協する事なく突き詰める。
とか考えて、また物選びに拘るようになってしまった訳ですが。
しかし、自分にとって大いに役に立つ事になるであろう物を手に入れる事に繋がれば問題ないでしょうか。