恐怖を避け足るを知る。

恐怖により行動力が上がる

人はネガティブな情報を見聞きすると、恐怖心が芽生えます。

恐怖心が芽生えると、行動力が上がります。

 

例えば、「感染したら苦しみながら死ぬぞ!」

なんて情報を見聞きした場合。

惨状を想像させられ、その姿に恐怖を抱き、回避するために対策を講じて行動に移しますよね。

それも結構なパワーを使って。

 

恐怖により購買意欲が上がる

恐怖心は購買意欲も上げます。

 

例えば、地震を目の当たりにした場合。

明日は我が身と想像し、恐怖し、スーパーへ走る人は多いのではないでしょうか。

で、備蓄を増やして安堵する。

買物は、恐怖心を和らげる手段として使われる。

 

こういった恐怖心は自己防衛力を高めるので良い事かと思います。

 

恐怖を利用する人

恐怖心は自己防衛のための大切な感情です。

しかし、持たない暮らしを送りたい身としては、これが厄介。

物を売りたい人達がこの恐怖心を利用してくるからです。

 

判りやすい例で言えば。

 

「病気や怪我が心配じゃないですか?」

まず、問題を投げ掛けてくる。

 

「仕事は出来なくなるし、治療費も大変ですよ」

次に恐怖心を煽る。

繰り返す事で人の心の中に恐怖心を植え付けていく。

「備えておかなければ!」

という考えに誘導していく。

 

「こちらの商品を持っていたら安心ですよ」

そこに売り込んでくる。

 

以上、判りやすく書きましたが、こういった手法を違った表現で手を替え品を替え仕掛けていく。

その効果は絶大。

程度の差はあれ、ほとんどの人達は企業が作り上げたこの恐怖に支配されていると言っても過言ではない。

 

恐怖に支配されない方法

生きていくのに恐怖心は必須。

しかし、上述したとおり、人は恐怖心から何かしらの行動を起こそうとする。

売手はそんな人の心理を利用し、恐怖心を煽り、いつまでも満足を得られない状況を作り出す。

そんな状況に影響を受けていると、「足るを知る」なんて無理な話。

なので、現状に満足をしたいのなら、物を手に入れる事よりも、売手の思惑によりもたらされる恐怖を避けなければならない。

 

そのためには、CMは勿論、テレビ、ラジオ、新聞、ネットのニュースは一切見ない事。

これらはネガティブな内容が多く、人に不安や恐怖を与える。

一見楽しげな内容であれ、そこには恐怖が存在し、巧妙に本能へ訴えかけてくる。

 

最低限の情報は得なければいけないが、無駄に恐怖を煽るような情報はシャットアウトすべし。

そーすると、右往左往させられる事が減ります。

その代わりと言ってはなんですが、世間の波に乗り遅れている感をたまに感じられます。

 

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