持ち家だと自然災害に脅かされる?
先日、台風みたいに風の強い日がありました。
かなり風が強かったので、「雨戸を閉めたほうが良いかな?」との想いが一瞬頭を過ったのですが、思うだけに留まりました。
それから数十分後の事。
「バチ!」っと激しい音が響きました。
窓ガラスを見ると、そこに大きなヒビが入っている!
風に飛ばされた物が窓ガラスに直撃しました。
その時の気持ちと言ったら、そりゃも~、後悔、後悔の嵐。
さっき雨戸を閉めておけば・・・
このガラスを修繕するために、何時間働かなくてはいけないんだ!?
ハァァ・・・と溜息の連続。
貧乏暮らしなので、たった一枚のガラスが割れただけで、かなり落ち込みました。
しかし、保険に入っている事に気付き、保険屋さんに問い合わせてみると、保険で直せるとの事です。
どん底の気分が一気に跳ね上がりました。
それにしても、これが自分の持ち家で、自然災害により大破させられたら・・・
なんていう事を連想させられると、持家って大変だなと感じます。
持ち家だと、台風や地震などの自然災害に怯えながら暮らさなくてはいけないような気がします。
断捨離思考を持ったまま家を持つのは難しい
ず~っと賃貸暮らしなので、一度は家を買ってみたいと思っています。
しかし、ガラス一枚割れただけで凹まされる貧乏人の私が家を持つのは考えもの。
また、持ち家を自分が維持出来るのだろうか?との不安があります。
更には、なるべく物を持ちたくないという想いが強いため、家を持つ事が負担になってくるのではないか?との懸念も生じます。
いや、間違いなく負担になると思います。
- 自然災害が怖いからすぐに移動出来るように身軽でいたい。
- 住む場所に縛られるのは嫌だ。
- なるべく所有したくない。
常日頃そう考える身では、とてもじゃないが家の維持なんて無理なのでは?
賃貸暮らしであれば、地震によって家が壊れたとしても、家の事は大家さんが何とかしてくれます。
住めないようであれば、他の家に引越すだけ。
それが、持家だったら?
- 再建にどれだけの労力が必要になってくるのだろうか?
- どれほどの精神的ダメージを受ける事になるのだろうか?
そう考えると、尻ごみします。
家を買えないのは幸いかも
実際のところ、家なんて買えるお金も信用も持ち合わせておりません。
残念な経済状況です。
しかし、家を持っていないという事は、維持管理の手間とは無縁で、自然災害の被害に怯える必要もありません。
今住んでいるアパートが地震で壊れたらどうしょうかなんて心配した事ありませんから。
気が楽です。
それを考えると、今まで家を買えなかった事は逆に良かったのかも。
と、前向きに考えたいところです。
そして何よりも、断捨離に嵌った事で、家なんて持っていなくて良かったなと思います。
家を持っていたら、家まで捨てたくなっていたでしょうから。
先の事はわかりませんが、今この瞬間は、家を持ってなくて良かったと思います。
しかし、これから先も、持家が良いのか、賃貸が良いのかと考えさせられる機会が訪れるかと思います。
そのときに、お金が云々よりも、自分の気持を最重要視して決断出来る状況には持っていきたいところではありますが。